ミネラル欠乏・過剰を解決:カルシウム不足でイライラ

カルシウム不足でイライラ

カルシウムは歯や骨の構成するのに役立っています。この外にも神経細胞間を伝達する物質もカルシウムに関係しています。
カルシウムが欠乏すると神経細胞の働きが上手くいかなくなり、その結果、神経質になります。これがカルシウム不足からくイライラの原因です。
カルシウムは牛乳や小魚に多く含まれています。特に牛乳はカルシウムの吸収もよく、イライラするときは飲んでみるのもいいでしょう。ミネラルの中でも最も体の中にたくさん蓄えられるカルシウムですので、不足しないように気をつけましょう。

吸収されにくいカルシウム

ミネラルは過不足なく補給することが重要です。習慣的な食生活によってなかなかバランスの取れた栄養補給は難しいようです。現代の日本では添加物として使われるリンは過剰に摂取しする傾向にありますし、リンと同様に骨を形作っているカルシウムは不足しがちです。カルシウムはミネラルの中で最も多く体内に必要とされています。体中の骨や歯を構成するために使われるカルシウムは、1日の摂取量の目安は成人で700mgです。しかし実際にはカルシウムを700mg摂取してもその大半は吸収されることなく尿などともに体外へ排出されてしまいます。 平均して吸収できる割合は摂取量の40-50%程度といわれていますので多めに補給するようにしなければなりません。カルシウムの含有量が多い食品は牛乳が有名ですが、牛乳は含有量だけでなくカルシウムを吸収しやすくする成分も入っていますので特によい食品です。また大豆にもカルシウムは多く含まれていて、牛乳同様に吸収しやすい食品です。 慢性的にカルシウム不足となると骨や歯が悪くなり骨折や虫歯にもなりやすくなります。またイライラを起こしやすくなったりもします。このような状態にならないように乳製品や大豆食品を食事に取り入れてカルシウムが不足しないようにしましょう。