ミネラル欠乏・過剰を解決:鉄分の摂取不足は貧血の原因に

鉄分|摂取不足は貧血の原因に

様々なミネラルの中で世界中で摂取不足になっているのが鉄分です。ある統計ではおよそ7億人が鉄分不足で貧血の症状を持っているといわれています。また日本でも女性はこの鉄分不足から貧血の症状になやむ人が数多くいる状況です。
鉄分は血中のヘモグロビンの主成分となります。ヘモグロビンは酸素を体中に運ぶ役割を担っているため、鉄分が不足すると酸素がうまく体中に供給できなくなり貧血の症状がでることになります。女性は鉄分が不足すると貧血だけでなく月経が重くなってしまうことがありますので摂取不足にならなないように気をつけなければなりません。
鉄分が多く含まれる食品は、ヒジキや豚のレバー、煮干などです。摂取推奨量は成人男性で7mg、生理のある女性で10mg程度ですが、体内で過不足時の調整がなされるため100mgを摂取しても毒性が現れることは稀です。ただし長期にわたって摂取過多が続くと肝硬変や糖尿病の引き金になりかねません。